受賞者の声

  • 八女伝統本玉露(稀)
  • Yamedentohongyokuro(Mare)

日本茶大賞

八女伝統本玉露(稀)

このお茶の特徴は、玉露の熟成というよりも玉露特有の覆い香を残しつつ、新鮮な香り、うま味を引き出すために渋みの少ない品種をブレンドすることで、濃い目に出しても渋みがでにくいことが特徴です。日本茶AWARD2016で3回目の出品です。過去2回の結果を踏まえ、専門家はもとより消費者の方においしいと思っていただくお茶をさぐり、原料を選定しました。

また、平成27年(2015年)12月に八女伝統本玉露が地理的保護制度(GI)にお茶では初めて登録されました。地域と密接につながりのある伝統ある産物が登録されるのですが、2016年に製造した八女伝統本玉露から様々な審査を得て登録ができるようになりました。GIに登録された初年度ということもあり、多くの方に八女茶・八女伝統本玉露を知っていただきたいと思い、玉露を出品しました。

  • 匠(玉露)
  • Takumi(Gyokuro)

日本茶大賞

匠(玉露)

私共が出品いたしました玉露匠につきましては、20年以上前から普通に販売をさせていただいている茶葉ですので、苦労と言ったものはありませんが、私自身玉露は、品評会向けに作られた細よれのつややかな茶葉が良質の玉露とは考えておりません。30日~40日覆いをしてゆっくりと育てられ一芯四葉~五葉まで成長しながらも、茶葉は柔らかく、旨味が凝縮されたものと思っております。

2015年は、4月の後半から異常な高温が続き、茶葉の成長が早く、手摘みの性質上摘み遅れになる可能性の多い年でした。この玉露は、私の叔父である山下茶園にて作られる茶葉で、異常気象の中でも良い時期に収穫できた玉露だと思います。

手摘みの玉露づくりは、1年間の茶農家の親木づくりが大切で、茶農家の皆様のご苦労に感謝したいと思います。

  • 蒸し製玉緑茶
  • Mushiseitamaryokucha

日本茶大賞

蒸し製玉緑茶

このお茶は、天然玉露と称されるアサツユと言う品種を使用したお茶で旨み、甘みを強調したお茶になります。芽吹いた新芽に長崎のそのぎ地区に伝わる藁掛けの手法を取り入れることで、藁掛けの優しい味わいと香りが、アサツユの旨みと甘みをより高めてくれます。この品種は非常にデリケートで、力強い新芽をつくる栽培と柔らかく水分の多い茶葉の製造は非常に難しく、藁掛けの手間など大変ですが、出来上がったお茶を一口飲むとこれまでの苦労が喜びと充実感に変わります。